美和ちゃんの旺盛な創作意欲は、それなりの生来の画才・文才があってこそ。そして、そのDNAは美和が大切とする「種の継承」として、子供・孫に受け継がれているはずです。
そんな観点で、彼らが生きていく足跡の中でクリエートしているものを見たとき、その中に美和を感じることができます。親バカの戯れですが、そんなものを集めてみました。
美和ちゃんの旺盛な創作意欲は、それなりの生来の画才・文才があってこそ。そして、そのDNAは美和が大切とする「種の継承」として、子供・孫に受け継がれているはずです。
そんな観点で、彼らが生きていく足跡の中でクリエートしているものを見たとき、その中に美和を感じることができます。親バカの戯れですが、そんなものを集めてみました。
猫っ飛び
小6の図工課題で、孫が制作した木版画。猫のモデルはインターネットで探した写真らしいが、まさに飛びかからんとしている猫の動き・緊張感が伝わる佳作。木彫りも丁寧で背景の渦巻き状の点描も猫に焦点を与えるナイスアイデアだ。<2021年>
美和ちゃんバースデイケーキ
本人が迎えることのなかった美和の還暦誕生日。その日にバースデーケーキの絵をプレゼントしようと、孫が色鉛筆で即興的に描いた。スポンジの中にたくさんのイチゴが詰まったチョコレートケーキだ。そこに焼き菓子のメッセージプレートを乗っけて精一杯お祝いしてくれた。<2015年11月26日>
おじいちゃん
2018年のクリスマスに贈り物としてクロッキーしてくれたオーナの顔の素描。ヘタウマ風の味のある鉛筆デッサンだ。対象物をざっとみてその本質に迫る特徴を素早く見取って紙上に展開できる。これぞ画才のバロメータと言える「素描力」だ。それにしてもデスマスクだなあ。<2018年12月27日>
なおこ
芙生子9歳で描く母親の似顔絵。
似てる似てないはともかく子供の目で見たその表情表現には一片以上のの真実がある。
オーナーお気に入りの一作だ。<2018年5月21日>
おじいちゃん・おばあちゃん
孫が三歳になったとき、保育園で描いてプレゼントしてくれた美和とオーナの似顔絵。二人の色んな意味での力関係とそれぞれのキャラが三歳児の中でも的確に捉えられていると今見ても感心する。こんなときから既に美和のDNAは顔をだしているようだ。<2012年11月26日>
ミュージシャン
美和は高校時代にコーラスしたり、育児が一段落してピアノの個人教室に通ったりするも、それ以上に演歌(前川清)から内外のロックまで幅広い音楽シーンにのめり込んでいた。そちらの音楽能を目一杯開花させたのが次女。大学軽音出身者のロックバンドは高評価で全国ツアーも。フットライト浴びて無心にベースを鳴らす姿は眩しかった。<2019年8月4日>
ちちねこ
次女がバンドを組んだのが「ナードマグネット」。サラリーマンバンドとしてメディアでも取り上げられ、グッズも色々提供してきた。その中のひとつ、缶バッヂのデザインとなったイラストだ。美和さん好みの少し下ネタチックな所が好ましい。<2008年10月7日>
もののがたり
もっとも画才DNAの本領発揮してくれたのが、長男だ。オニグンソウのペンネームで連載漫画を執筆し単行本も刊行。長期連載第二弾が「もののがたり」(©集英社)である。付喪神というユニークな素材で構成するバトルではあるが、その根っこにあるのは純愛物語。オニグンソウの作品はジャポネスクと爽やか青春ストーリが特色と見る。<2014年~23年>
もののがたりアニメ放映
「もののがたり」TVアニメ第1弾が2023年1月~放映開始。(第2弾は7月~放映)
初めてのアニメ化で、原作者として制作側とのすり合わせなどで多くの軋轢があったようだ。
それでも、オニグンソウが生み出した作品が、電波に乗って万人に視聴してもらえる、そのことが素晴らしい。
ヒトガタナ
オニグンソウの連載漫画処女作(©マックガーデン)。漫画家を目指して、作家が集中しコミックマーケット本場である関東の大学に進学、一時はサラリーマン生活に手を染めるも初志貫徹で漫画へ脱サラした。このあたりは美和の小説「魅せられて」に詳しい。小学生から4コマ漫画を年賀状に描いていたが、今その流れでオーナも4コマ漫画で年賀状、のハメに。<2009年~2021年>
HAPPY
このホームページサイトのタイトルバックは長女が学生時代に描きのこしたこの「HAPPY」イラストだ。若者カップルのお熱い場面のてんこ盛りが、思わず微笑む温かい線画で丁寧に描き込まれている。このカップルを美和さんとオーナだと見立てるとこれほど適切なタイトルバックはないだろう。<作成年月不明>
ボブ・マーリー
多分、長女が高校生時代に、フェルトのパッチワークで制作したボブ・マーリーのイラスト。ボブ・マーリーカラーをうまく配して代表的なショットをイラストに表現している。この辺のキャッチの的確さが娘の「猫」にも十分DNAとして継承されている。<作成年月不明>