メインのページでは、美和ちゃんのたゆまぬ挑戦的な歩みの中で創作された絵画や文芸作品を中心にアップしましたが、このページではホームページ制作者(オーナー)の美和ちゃんに関連する取り組みや手前みそのトピックをご案内します。鼻持ちならない自己中心ページですがお許しください。
↑↑↑オーナーの近況・消息 ご参照(主にOB会誌 投稿をチェックください
- ■ 終活
- 美和ちゃんが発症して2年後(60歳)・3年後(61歳)と相次いで部位こそ違えオーナーも同様の病いを得ました。この調子なら自分の健康寿命は「65歳」までと見通し、そのときから「終活」を意識するようになりました。
この項では、「終活」テーマと、その視点での美和ちゃんとの関わりをまとめています。
曲がりなりにも達成できた終活テーマについては、我が終末時計がその針を止めるまで内容をさらに洗練化するとともに、新たな目標をセットし追って報告できれば幸い。- スイスアルプス一人旅
- 健康寿命とは十分に自分の体を自律コントロールできるのが前提であり、その極致として以前から趣味としていた山登りのターゲットを「65歳までのマッターホルン登頂(4,478m)」に定めました。2008年に美和と共に訪れたスイスアルプスに魅了されたことと、美和ちゃんがこともなげに単独でこなした海外留学や日本語教師としての渡航に触発されたことが背中を押しました。
普段は、「軟弱こまくさ山楽会」という安全第一で平和な山歩きサークルを親友と運営し、岩壁登攀と雪山は禁じ手でしたが、目標設定以降は、ロッククライミング経験を積み残雪期北アルプスへのアンザイレン登攀にも挑戦するなど計画は順調に経過。
しかし、65歳となる2015年初頭から美和ちゃんの体調が悪化し、併せて妙高の実妹も重篤な状況に陥ったため、その年の実行は一度断念しました。
残念ながら二人は3月、6月に相次いで他界。「これは二人が背中を押してくれたんだ」と得意の手前勝手な解釈で、計画推進を再開し、その年の夏にツェルマット・グリンデンワルドでの11日間単独滞在によるマッターホルンなどスイスアルプス山旅を敢行しました。
さてその成果や如何に?は別途旅行記(工事中)でご紹介を予定。
その際の山頂での美和ちゃんの散骨(無許可)や、娘が持たせてくれた美和ちゃんクマ人形のお守りとの周遊写真を掲載します。- ★★リッフェルホルン山頂での散骨<2015年8月3日>
- ★★アルプストレッキングで美和ちゃんひと休み <2015年8月7日>
- 美和さん 想い出館 ホームページ立ち上げ
- 生前より、狭い家の各室には美和ちゃんの絵画作品が壁を覆っていましたし、遺品整理の中で多くの文芸作品も目にするところとなりました。「ウチは、美和ちゃん美術館や」と言うと、わざわざ見に来ていただく方もおられました。
これはネットで共有するほうが、家族・親族そして気にかけて頂いていたご友人の手元で気軽に「タッチ」してもらえるし、自身の新規チャレンジテーマになるとホームページ作りを企図。65歳以降、幸いにも寿命が延びたことでこれを終活テーマのひとつとしました。
結果的に着想から製作・公開まで7年を要したヨタヨタの挑戦となりましたが、2022年3月の第一版のサイト公開には本当に感慨深いものがありました。
美和ちゃんの遺したものはまだあるし、DNA保持者の人生もこれから。このホームページの最新化・メンテナンスが次の継続的な終活となるのが嬉しいところです。 - オレが抱いた百人の女性アルバム
- 美和ちゃんから言わせると「なんやねん!」という終活。
美和ちゃんとは国内外問わず結構旅行を楽しんだが、そのときのスナップショットをよく見ると美和ちゃんとのツーショットのかなり多くの写真がぴたっと体を寄せ合い、優しく肩を抱いている、ことに気づきます。私の周りの写真で、男女ペアが肩抱きしているスナップは余りありません。どうも、異性の肩を抱くというのがオーナーの親密・親愛の情を示す、はた迷惑な「性向」のようです。
ということで、友人・知人・旅先での出会いでの肩抱き写真を整理しだし、「これは百人集まれば壮観だな」と、百名山ならぬ「百抱き女性」を終活テーマにのひとつとしました。
取りかかって苦節7年、2022年7月に黒部源流で満願成就し、現在超過更新中。さすがにこのアルバムは秘蔵です。
ちなみに、対象には3親等以内の近親者は含めない鉄則です。
画像は、「あと一人」となった2022年(トラ年)年賀状の4コマ漫画から抜き出したもの。 - ハワイ家族旅行
- 子供たちも家から離れ、いよいよ独居老人となってフリータイムで山登り・ミュージアム巡りをできるのは良いが、美和ちゃんや子供たちと和気あいあいに楽しんでいたファミリー旅行の機会が激減。
このままでは寂しいと、人生最後にドカンと大型家族旅行、それも海外で!を終活テーマとしました。
ちょうど長女がウェディングフォトを撮りたいというきっかけもあり、ハワイへ繰り出すことを企画。結果的に長男は仕事で不参加も娘たち夫婦二組・伴侶のご両親二組そして孫の、合わせて10人が2023年8月、ワイキキビーチに集結(美和ちゃんも空から参加)。
賑やかな終活になりましたが、登山家?として登頂目指したダイアモンドヘッドには登山口までの早朝バスに寝坊して間に合わなかったのが痛恨の極み。 ← NEW2024 - ロンドン・パリ一人旅
- ハワイ行きで再取得したパスポートは10年モン。そんなに長続きしないが勿体ない。そこで美和と一緒に楽しみたいと思っていたルーブル・大英博物館などミュージアム巡りと、我が生涯スポーツ・テニスの聖地ウインブルドンのブラリ一人旅を発案。
たまたまロンドン近郊に元同僚女性が英国人と結婚して住まいしているので一宿一飯含めご協力を無心し、2024年6月に再びの海外単独行が実現しました。
ウインブルドンコートに大英博物館、そしてパリのルーブル・オルセー・オランジュリー・ピカソ美術館は鱈腹の満足ながら、受け入れてくれたファミリーのもてなしと緩やかなスローライフ体験が一番の思い出となりました。とくに二人のLovely girlsとのクイズ遊びや絵本通じた触れあいは、今も心が温まります。もちろん念願だった本場Fish & Chipsは予想以上の一言。 ← NEW2024
- ■近況にまつわるエッセイなど
- オーナーの近況などどうでもいいとはいうものの、日々の生活の中で美和ちゃんとの関わりが投影されています。
主に、オーナーが関係している関西設計管理研究会(KEAC)のOB会季報に投稿したオーナーの近況や心境をつづったエッセイぽい拙文を末尾にリストとしてあげておきます。
例として、その中の記述でも美和ちゃんに色濃くつながる文章をふたつ取り出してみます。- 「思いの日々」
- 2015年3月に妻が他界したとき、親友が当時のNHK朝ドラ「マッサン」で印象的だったという次のフレーズを贈ってくれた。「一日に一度、私のことを思い出して下さい。そしてお休みなさいといって下さい」。これは主人公の妻エリーが書き遺した言葉。人は2度死ぬ、そうさせないためにそれ以来、毎晩1ページ、妻を脳裏に描きながら「思いの日々」というノートを綴ってきた。このノートが今、33冊、棚に並んでいる。ソノ後の心の軌跡である。<2021年夏号>
- 食事メニュー記録とレシピ蓄積
- 2015年3月から娘と孫のメシ炊き・フロ炊き・洗濯の「死ンデレラ爺」を余儀なくされているが、特に食事は飽きのこない栄養満点の食事をと、毎日工夫・提供したメニューを日々記録し、自他評価も加えレシピと共にパソコンに入力。2021年8月29日現在でEXCEL上のメニューは2365日分、レシピは1855本。これは子供たちに遺すホームヘリテージになるかも。<2021年夏号>。
- 関西設計管理研究会 OB会誌 投稿リスト
- 関西圏の製造業や大学など100近くの会員で構成される関西設計管理研究会(KEAC)には古くから参加し、設計という知的作業の生産性を向上させる「チエの交流」につとめてきました。半世紀以上の歴史を有する団体でOB会も結成されいますが、そこでOB会誌が季報として刊行され現役・OB会員がエッセイなど様々に投稿しています。
KEACの会長や顧問をさせていただいた縁で、OB会長から依頼されたのをきっかけに時折、投稿してきました。オーナーの近況を伝えるには手頃かなということでリンクしておきます。恥ずかしげもなく美和ちゃんとのツーショット写真などもこっそりインサートしています。- 某月某日、ときめきの一日 <2023年9月30日> ← NEW2023
- 「旅」の断片<2023年3月30日>美和ちゃんツーショットあり ←NEW2023
- 私とIT <2022年8月31日>
- ひとりSDGs <2022年1月31日>
- 継続力で生きる <2021年8月31日>
- 「不要不急」を楽しむ <2021年1月4日>
- 「オンラインで飲む」ということ <2020年8月31日>
- 「縁」に思うこと <2011年2月11日>美和ちゃんツーショットあり
- 「流行」二題 <2010年9月4日>
- パソコンの「裏」にみるもの <2010年2月4日>
- エコ 二題 <2010年2月4日>
- 嗚呼、「しょく」なるかな <2009年1月7日>美和ちゃんツーショットあり
- ■イラストなど
- 2008年あたりから、美和ちゃんと競うように年賀状などへイラストを描き始めました。美和は世相風刺画風のカット、オーナーは4コマの自虐ギャグ漫画。オーナーはそれまで長男が描いてくれた4コマを流用していましたが、さすがにプロを目指すようになると提供してくれず、泣く泣く自前で始めました。2014年までは美和ちゃんにコケにされる図、それ以降は美和ちゃんへの追慕高じて?一般女性追求の図が多くなっています。